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プロジェクトのポイント
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支援者様にミニトマトをプレゼント、さらに医療現場にもミニトマトを必ず届けます!
うま味成分グルタミン酸が他のミニトマトの1.5倍のあつみちゃんトマト!
コロナ禍最前線で頑張ってくれた医療従事者に感謝のメッセージを送ってみませんか?
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はじめに
- はじめまして、小川浩康と申します。
愛知県の渥美半島にある田原市で、ミニトマト専門農家を営んでいます。 -
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- 就農して7年になりますが、その前は地元の農業系企業で営業の仕事をしていました。担当エリアも地元の田原市でした。
初めて営業先で会う農家の方と話をするたびに、「儲からなくて休みのない農家なんてなるものではない」と何度も言われ、毎回悔しい思いをしていました。なぜなら田原市は、全国市町村別農業産出額が5年続けて1位を取るほどの農業大国だからです。
全国トップなのに農業はダメだと言われたら、農業に未来を感じることができなくなってしまいます。それなら自分が農家になって、田原市の農業を、さらには全国の農業を盛り上げていこうと思いました。
農業は、人が生きていく上で欠かせない、食糧を作る仕事です。
その農業者と消費者の距離をもっと縮めることが出来たら。私は農業という仕事にもっと誇りを持てる世の中にしていきたいと思い、新しい取り組みや情報発信などにも取り組んでいます。 -
プロジェクトの目的
- 今回のプロジェクト挑戦の目的は、「感謝の気持ちを込めて、私の育てたミニトマトをコロナ対策最前線の医療現場に届けたい」ということ。
支援者様がリターンのミニトマトを購入いただく度に、医療現場にもミニトマトを届けるというセット内容としています。
皆様からミニトマトを購入していただき、美味しく食べていただくことが、医療現場へのエールにもなるので、ご賛同いただければ嬉しいです。 -
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医療従事者にミニトマトを届けたいと思った理由
- 2020年の冬に始まったコロナ禍。
春には緊急事態宣言が発出し、飲食業の人たちはお店を休まざるをえない状況になりました。
夜早い時間に明かりの消えた繁華街を歩きながら、寂しい気持ちになったり、不安に思った方も多いのではないでしょうか。
飲食店がお店を休んだり閉めたりするということは、そこで働いていた人たちに行き場がなくなるということでもあります。経済的な苦境に立たされながら、どうにか生き抜いてきた人たちも多いと思います。
私達農家も飲食店が休業した影響で、作っている野菜の販路を失いました。
飲食店の方々だけでなく、農家である自分たちもまた、新たな販路を生み出さなければという焦りや葛藤の中にありました。
せっかく作った農作物を、販路がないから廃棄するしかないという落胆の声が溢れたとき、私達農業者は「農家を助けよう」と立ち上がった人たちに救われてきました。
そうして救われたのであれば、誰かに恩返ししなければと考えたのです。 -
- 誰に恩返しをするか考えたとき、まず、コロナ禍で大変な思いをしてきたのはやはり、ずっと最前線でコロナに立ち向かってきた、医療従事者の方たちをおいて他にないと思いました。
- まだコロナがどういった病気なのか、詳しいことがわからない頃から、自分たちが感染するリスクを抱えながら、患者の症状の軽さ重さにかかわらず、多くの人達の治療に昼夜を問わずあたってきたのです。
そうした人々がいて初めて、私達一般の人間は元気に生活をすることができます。それなのに最初のうちは、コロナの治療や看護に当たる医療従事者は忌み嫌われることもあり、どんなに頑張っても褒めてもらえない状況にあったと思います。
コロナ発生後まもなく3年目となり、日常生活はすこしずつ以前のように戻りつつあります。
しかし、完全に収束する気配はなく、常に最前線で対応にあたる医療従事者の方を忘れてはいけないと思います。 -
- 私は、医療従事者の方々に助けていただいたぶん、今度は自分たちが農業でそれをお返ししなければいけないと思っていました。
多くの患者を抱えて時間に追われる医療従事者の方々は、食事も満足に取れないとよく聞きます。そんなときに自分が育てているミニトマトがあれば、きっと役に立つとひらめきました。医療で助けていただいたのなら、農業が医療従事者の方たちを助ける番だと考えたのです。 -
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ミニトマトはあくまでオマケ、感謝のメッセージを伝えたい!
- ミニトマトはご存知の通り、洗えばすぐにそのまま食べることのできる野菜です。
そして、リコピンをはじめとするさまざまな栄養も豊富に含まれており、普段時間がなくて野菜をあまり食べられずにいる医療従事者の方でも、すぐにつまんで食べられるというメリットがあります。 -
- 送った先で料理をしなければならなかったり、切って出す必要もないため、迷惑にもなりません。さらに、一般の方からSNSで医療関係者の方への感謝のメッセージを募り、それにミニトマトを添えて送りました。
- そうしてこれまでに2度、SNSを利用する形で医療従事者の方々にミニトマトを送り、感謝のお言葉を頂いてきました。前回は同じトマト農家さんの協力もあり、50施設ほどにお届けすることができました。
「どれだけリスクを冒しても感謝されることはなく、むしろ煙たがられる存在で、心が折れそうだったのが救われました、もう少し頑張れそうです」というメッセージを頂いたときは、やってよかったなと思いました。 -
- 私にとってこのプロジェクトで使うミニトマトは、あくまでオマケのようなものだと思っています。
大切なのは、感謝の気持を伝えることだと思うのです。医療関係者の方とつながりがなくても、普段伝えたいと思いながら伝えられないでいる想いを、感謝のメッセージとして届けることができるチャンスでもあります。 - コロナに罹患したことのない方でも、このプロジェクトに参加することは、他人事が自分事になるきっかけだと考えています。そのため、一般の方たちと医療従事者の方々のギャップが大きくなりつつあるいまだからこそ、多くの人に参加してもらえたらと思うようになりました。
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- しかし、これまで2回行ってきたこのプロジェクトは、6件の農家が自己負担でミニトマトを提供することで成り立っていました。特定の誰かが負担を負うのはそれぞれ荷が重いですし、プロジェクト自体が大きくならず、長続きしないものだと感じました。
それならば、クラウドファンディングで、参加した人にもミニトマトをお届けし、医療従事者にもメッセージを添えて送るという形にすれば、もっと大きなうねりを生み出せるのではないかと考えました。
ぜひひとりでも多くの方に参加していただき、感謝を伝えつつ、ミニトマトを楽しんでもらえたらと思っています。 -
私の作る「あつみちゃんトマト」について
- 私の作っているミニトマトは、田原市のある渥美半島の名を取り、「あつみちゃんトマト」というブランド名で販売しています。最近流行の高糖度トマトとは違い、皮が薄くジューシーで、濃厚なうまみがあるのが特徴です。
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- 実際に栽培するのも、ビニールハウスの中で土に植えて育てているので、これといって特別なことはあまりありません。
もともとミニトマトは昆布にも含まれる旨味成分であるグルタミン酸が豊富に含まれています。あつみちゃんトマトはさらにうまみを強めるべく、昆布や鰹節、干し椎茸からだしを取ったものを薄めて散布したところ、一般的なトマトの1.5倍のうまみ成分を持つトマトがとれるようになりました。
さらに、2020年に湧出し、美人の湯として一躍人気になった伊良湖温泉の温泉水を薄めて使ってみるなど、試行錯誤を繰り返しながら、しっかりとしたうまみのある、小粒でも食べごたえのあるミニトマトを目指しています。 -
- おかげさまで「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」では、あつみちゃんトマトをたっぷり使ったパエリアがグランプリを受賞し、他にもトマト餃子に使用されて準グランプリを受賞、さらには「最強素材部門」でも特別賞を受賞致しました。
生で食べるのはもちろん、料理に使ってもおいしいあつみちゃんトマトをぜひこの機会に味わってみてください。 -
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あつみちゃんトマトを届けたい医療機関は?
- さて、あつみちゃんトマトを届けるのは、どんな医療機関かと問われれば、コロナ対応の有無は関係なく、希望のあった医療機関に届けたいと考えています。
コロナ対応をしていない医療機関でも、コロナにまつわる何かしらのトラブルを抱えてきたことには違いがないからです。こちらで取捨選択するのではなく、送って欲しいという医療機関や医療従事者をSNSで募集し、発送先を教えてもらって直送する形にしたいと考えています。 -
- それは忙しい医療現場の方々に負担をかけたくないという理由があります。
コロナ禍も少し落ち着いてきてニュースが減り、逆に旅行の推進や「脱マスク」といった言葉が聞こえてくるようになりました。
これから冬に向けてコロナだけでなくさまざまな感染症の流行で忙しくなる医療現場への感謝の気持ちは、ゆるやかに平常の世の中に戻っていく中で薄れていっているように思います。そんないまだからこそ感謝を伝えたいと考えています。 -
リターンについて
- リターンは全部で9種類です。プロジェクトに賛同してくださる支援者様にはあつみちゃんトマトやお礼メールとクーポンをお届けするとともに、リターンに応じて、トマトを発送する医療現場の数が変わります。
【名称】あつみちゃんトマト
【サイズ】400g(30~50個)、900g(75~100個)、1.5kg(120~160個)、2.5kg(200~270個)
【保存方法】 直射日光の当たらない冷暗所。またはヘタを取り水洗いし水分を拭き取り冷蔵庫で保管
【賞味期限】発送日より約1週間
【産地】愛知県田原市
【お届けする医療現場】SNSにて募集中(前回約50施設にお届け済。今回の発送は12月から1月)
【トマト狩り参加権】
場所:渥美半島とまとランド 〒441-3615愛知県田原市中山町寺脇3(三河田原駅から車で35分程)
制限時間:60分
参加人数:最大5名様まで
参加日時:12月~3月の土日で時間は要相談(ご支援後にこちらからご連絡いたします)
【お礼メールとオンラインクーポン】メールで送付。オンラインサイトで使えるクーポンの有効期限は2023年6月上旬まで。注文の際にコードを入力してください。 -
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目的と資金の使い道
- これまでこのプロジェクトは6軒の農家が自己負担でミニトマトを医療機関に送ることで成り立っていました。今回クラウドファンディングにすることで、ミニトマトの代金に加え、送料にも充てることができます。農家側の負担が軽くなることで、その分数多くの医療機関へとミニトマトを送ることが可能になります。
コロナに罹患するリスクを背負いながらも、人々の命を救うことへの使命感を持つ医療従事者の方たちに、ひとりでも多く感謝のメッセージとともにトマトを送ることができればと考えています。 -
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最後に
- 最後までお読みいただきありがとうございました。
もしかするとコロナ禍になる前まで、私たちは医療従事者は人の命を救うのが当たり前だと思っていたかもしれません。しかし、自分の命も危ぶまれる状況の中で力を尽くし、人を救うことの尊さにいまこそ感謝するべき時なのではないかと思います。
徐々にゆるんでいく規制のなかで、懸命に働く医療従事者の方々に感謝の言葉とともにミニトマトを届けることが出来たら、こんなにうれしいことはありません。
感謝の気持ちが巡ることで、農家と一般の方、そして医療従事者がつながりを持ち、その誰もがあたたかい気持ちになれたら、どれほど素晴らしいでしょうか。
ひとりでも多くの方にご参加いただき、「感謝のミニトマト」を楽しんでいただけたらと思います。 -