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新潟県弥彦村産「こしのはくせつ」苺酒(いちござけ)がうまれるまで
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新潟県のオリジナルいちご品種「越後姫(えちごひめ)」をご存じですか?
- 新潟県のオリジナルいちごの品種である、「越後姫」をご存じですか?
「越後姫」は表皮が極薄で甘味が濃い分、やわらかくデリケートで、全国への出荷が難しいいちごでした。そのため、2010年頃までは、いちご狩りの時期以外には、高品質な「越後姫」を堪能することはできませんでした。 -
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「弥彦酒造」といちご「越後姫」の出会い
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- 弥彦酒造の製造責任者が、地元の消防団の活動を通じて、いちご農家より「やわらかくデリケートで、全国への出荷が難しいいちごを、もっと全国のみなさんに知っていただきたい」という想いを聞いたことがきっかけで、いちご農家との出会いがありました。
弥彦酒造が、酒及びリキュールの製造免許に加え、アイスクリームの製造免許も取得し「やひこじぇらーと」を製造していることから、「越後姫」を使用した商品の開発で「いちご農家の期待に添えるのではないか」と考え、いちごのお酒を商品化することを決めました。 -
「こしのはくせつ」を選んだ理由
- いちごのお酒を商品化するにあたり、吟醸酒や純米酒も試してみましたが、酒の特徴が強いためか、いちごのよさを活かせませんでした。意外なことに、いちごの香りや甘みを最大限に引き出せたのは、普通酒である「こしのはくせつ」でした。
- 100%弥彦村産の「越後姫」とグラニュー糖を、清酒「こしのはくせつ」に10カ月間漬け込みました。いちごの風味を余すことなく引き出せるように、火入れはせず瓶詰しています。本物のいちごのようなフレッシュな香りと、日本酒仕込みのスッとした飲み口、ふわっと口の中で膨らむ、芳醇ないちごの味わいをお楽しみいただけます。生産した年の「越後姫」の収穫量による生産本数限定のいちごのお酒です
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弥彦酒造のこだわり
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「越後一宮に仕える御神酒蔵」弥彦酒造とは
- 日本海と新潟平野を一望する越後の名峰、弥彦山の麓には越後一宮彌彦神社があり、近年では女性を中心に、国内屈指のパワースポットとしても崇敬を集めています。その弥彦の「泉」の地に弥彦酒造はあります。
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- 天保九年(1837年)創業。嘉永元年には、初代が独自の酒造法「泉流醸造法」を確立しました。長年にわたり多くの蔵人を育て、泉流の流儀を踏襲した多くの蔵人を、杜氏として各地の蔵へ輩出したことから、『出世蔵』と称されてきました。
越後一宮に仕える御神酒蔵として、当蔵は日本酒を取り巻く環境が変わろうとも、流行に左右されず、永きにわたり丹精込めて、泉のごとき酒造りを頑なに守り続けています。神様の水(御神体である弥彦山の超軟水※1 硬度1.1)と弥彦村産の酒米で、地元のテロワールを大切に想い、手抜きなき酒造りを行っています。
従業員は4名ですが、全員が「一級技能士」の資格を持ち、日々研究と実践を欠かしません。また「全国梅酒品評会2015」では金賞受賞(日本一)にも選出されました。
※1 超軟水は粒子が細かく、長期低温発酵、厳寒仕込みに最適な水です。 -
オール弥彦村産の商品を届けたい
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- オール弥彦村産にこだわるのは、生産者の顔が見え、栽培過程も把握することができるからです。苺酒の製造にあたり一番大変なことは、いちごの種とひげを取り除くことです。しかし、妥協はまったく許しません。「お酒にも、お酒を飲んでくれる方にも、嘘はつきたくないから」と蔵元は語ります。大量生産はせず、その年の弥彦村産のいちご「越後姫」のみを使用して、限られた本数を限定製造します。すべてを「弥彦村」で完結することができる、「オール弥彦村産」のこだわりのつまった苺酒です。
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商品について
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こしのはくせつ 苺酒 720ml
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- 内容量:720ml
アルコール度数:12度 配送:冷蔵便
賞味期限:冷蔵1年間
※冷蔵保存にてお早めにお召し上がりください。まれに、沈殿物や浮遊物が生じることがございますが、果実由来の天然成分ですので、軽く振ってからお飲みください。お飲みいただいても問題はございません。 -
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。
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妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。