-
大地の恵みを感動に結びつけるワイン~日川中央葡萄酒の思い~
-
- 当社は設立以来家族で経営している小さな醸造、販売会社です。
私たちの会社及び葡萄畑は山梨県の甲府盆地を眼下に望む笛吹市一宮町にあり、果樹栽培に適した日当たりのよい土地及び水はけの良い扇状地にて葡萄の栽培を行なっています。
両親と私たち後継者夫婦の4名で「手作りの良さ」を目標に、自社農園葡萄及び、山梨県内の栽培者から直接購入した葡萄を原料とした良質の「日本ワイン」を醸造、販売しています。原料葡萄の品質は毎年異なりますが、基本的な品質管理を重点に醸造、瓶詰、貯蔵、販売まで一貫した作業を行ない、その年の葡萄の味を最大限引き出すことを目標としたワイン造りを目指しております。
-
- 今回お届けしたいワインは「NOVICE」というラベルのワインです。「NOVICE(ノヴィス)」とはフランス語で修練者・未熟者という意味です。当社は祖父の代から始まり、両親が事業の基盤をつくり、これから私たち娘夫婦が引き継いでいくうえで2017年から新たに名付けて販売開始しました。「NOVICE」ワインは40年以上の醸造経験に驕ることなく、いつまでも初心を忘れてはならないという思いを込めたネーミングです。
今回はこの「NOVICE」シリーズの中から「NOVICE」シュール・リー甲州2019と「NOVICE」ロゼ2020及び2020年の赤白新酒を含めたセットをご用意しました。
「NOVICE」シュール・リー甲州2019は、ワインを澱に長期接触させ、味に厚みと奥行きを持たせる伝統的な製法「シュール・リー」で造られました。品質管理が手間がかかるため当社ではこれまで製造はなかったのですが、私たち娘夫婦が加わったことで2017年にはじめて製造し、現在は2019年産葡萄を使用した「NOVICE」シュール・リー甲州を販売しています。この「NOVICE」シュール・リー甲州を今後さらに良いものにしていくため、また多くの皆様に知ってもらうため出品いたします。
もう一つの「NOVICE」ロゼ2020も当社で2018年から新たに取り組んだワインです。甲州とマスカットベーリーAを搾汁の時点で混ぜて搾り、その果汁を発酵させて造られたワインです。マスカットベーリーAの色合い、香りと甲州から醸し出される程よい酸味、最後にちょっぴり感じる苦味のバランスを考え醸造しています。こちらもまだ販売して間もないワインのため、私たちもまだまだ研究途上でもありますが、まずは多くの皆さまに知ってもらいたいと思い出品いたします。
現在、日本国内においても新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、「新しい生活様式」が求められる時代に変わりつつあります。当社としても「新しい生活様式」を実践していくために、工場内及び試飲スペースを従来のお客様の触れ合いを維持しつつ、より快適・より衛生的にしたいと考え改修工事を予定しております。 しかし施設の改修工事となるとやはり多額の資金が必要となり、そこでまずはワインを通じて皆様から応援を頂戴したいと考えました。
ぜひご自宅でワインを飲みながら少しでも華やいだ気持ちになっていただきたいと思っております。また、感染症も拡がりが緩やかになったときはぜひ山梨へ、当社へ足をお運びください。落ち着いた、ほっこりする試飲空間をつくってお待ちしています。 - ※飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。
※妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
※お酒は適量を。